ドルの投薬終了から4週間が経過!再発の兆候はなし!

ドルのFIP治療、MUTIANの投薬を終えてから4週間が経ちました。
ドルの様子といえば、運動意欲も食欲も旺盛で、誰よりも食べ誰よりも遊びます。
おかげで体重もみるみる増えていき、月初めに3㎏だったのが月末には3.5㎏になりました。
経過は順調のように思います。このまま寛解状態が続けばいいですね。

FIPドライタイプ、神経症状も呈していたドルの現状についてもう少し詳しく書き残しておこうと思う。
治療を開始したのは末期で、神経症状も強くみられ、脳にダメージがあったことが予測できる。その後遺症ともみられる様子をいくつか確認している。
ひとつは排便を100%でコントロールできていないこと。とは言え、トイレへはちゃんと行き、そこで排便することの方が多い。
ただ、通常ならトイレに行き、いきんで排便するはずのところ、ドルはトイレに行くと同時に、もしくはトイレに入りながら又はトイレから出てきながら排便をしてしまうことがある。
別のパターンとして、運動時にスルッと排便してしまうこともあり、ねこじゃらしで遊んでると急に便臭がし、ぽろっと便が落ちているなんてことがある。
ドルの便はしっかりとした健康的なものを維持できているので、ティッシュで取り、薄めたハイターをスプレーし拭き取るだけでほぼ問題なく処理できている。私としては大した問題ではないけれど、ドルの里親探しを再開する時には説明事項に入れないといけないだろうなと思う。もちろん時間の経過ですっかり大丈夫になる可能性も大いにある。

ふたつめは性格に変化がみられること。FIPに罹る以前のドルはお兄ちゃん気質で、他の猫のグルーミングをすることも多かったが、FIP以降はそれがあまり見られない。
おやつに対する執着はかなり強くなり、おやつを持つ私の手を自分へ引き寄せようとしてくるほど。それはそれで可愛らしい行動ではあるのだが、思いのほか強い力で引き寄せようとしてくるのでちょっと痛いこともある。
執着という点では、おもちゃに対する執着も強く、以前ならリコネやユノと連携してタイミングを測って交代しながら追いかけていたのが、今はおかまいなしで追いかけるようになった。

みっつめは視線の動きの変化。おもちゃが動いているのをみたりして、興奮状態にある時に細かく瞳が揺れることがある。さらには顔ごと揺れる時もあり、視覚に異常がでているのかとも思ったが、激しくおもちゃを振り回してもついてこれるだけの視野や動体視力、反応速度があるので可能性は低いだろうと考えている。瞳孔の不同もまだ見られるがFIP治療開始時にくらべれば差は小さくなっている。

後遺症とはいえ、どれも日常生活に支障をきたすものではないし、問題とするには些末なものだと言える。

リコネやユノに遅れはしたものの、身体的に追いついてきて元気いっぱいな姿を見られてとても嬉しく感じています。

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