23日は順調にカロリーを摂取させることができ、お昼の通院までに45kcalを食べる。
この餌を食べてくれる、カロリーを摂ってくれるというのが看病している私にとってはとても救いになった。
生きようとしているし、生きられるだけの栄養を摂れている姿を見ていると自然と涙がでてくるくらいだった。
この日からはけいれんの発作を起こすこともなくなり、食事量もどんどん増えていき一日の終わりには計218kcal摂取していた。
ドルの様子はというと、後ろ足がまだうまく動かせずよたよたとした歩行ではあるものの、歩き回る元気も出てきたよう。猫じゃらしを見せればじゃれつこうともしてくる。
命の危険は去っただろうと気持ちはすごく楽になったのを覚えている。
泡を吹き、けいれんを起こし、死の淵を見ていたドルは治療5日目にして危機を脱したと言える。
それ以降のことは特筆するようなことはなく、日毎食事量が増え、運動量が増え、体重が増え、薬代が増えるという流れで、現在まで来ている。
投薬は2月10日まであり、それ以降は再発しないように願うばかり。
ドルのFIP経過記録は投薬完了後の経過観察までいったん終了とする。
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