移転先の状況 10/15

10/14から大工さんが入り、床の傾斜を直す工事が始まりました。
作業は順調に進んでいるようです。

以前投稿した記事では、見積80万円程度と書きましたが床を剥がしたり、天井を剥がしたりするたびに問題がでてきてしまい、一時は見積が180万に膨れ上がってしまいました。
そこから削ったり安くしてもらったりしながら最終的には140万円の見積になっています。

床の傾きについては国土交通省の基準では1mあたり6mmの傾斜で建物に瑕疵があると判断される可能性があるようですが、移転先は1mあたり3㎝ほど傾いています。
家主さんに修繕の意思がないので自費で修繕となりました。
猫の多頭飼育ができる物件が他にないのでやむなくといった状況です。

右側に比べ左側は大きく沈んでいる

床板を剥がしてみて、また床が現れた時は驚きましたね。
床の上に床を重ねて見栄えだけきれいにという感じ。
古い建物ですし、根本的な解決は目指さない方針だったようです。

床の下にまた床がある

床板を全部撤去したら床下に産業廃棄物が置かれていたりもして、処分には費用がかかるとか。

床下から現れたガラ袋に入った産廃

築年数も50年をこえているのである程度のことは目を瞑りますが、これは建物自体とは関係ないのでちょっと腹が立ちました。

場所は変わってお風呂場へ。
ここのお風呂は変わっていて、何故か岩風呂仕様です。
広くてシャワーも2つついていますが配管が繋がっているかは不明。

浴槽も広いですが、割高なプロパンガスなのでお湯を張ることは少ないでしょう

天井も壁も腐っていてボロボロ。
工務店の方が雨の日に見にいくと天井から水滴がぽたぽたと落ちていたので雨漏りの場所を特定するために急遽天井を剥がしてみると……。

錆びだらけ

鉄骨がサビていて全体的に濡れているので雨漏り箇所も特定できず。
奥の壁も右側がずっと濡れている状態でした。
雨漏りについては大家さんに修繕をしてもらいますが、大家さん自らが修繕するということなので一度でしっかり直るのかわかりません。
そのため、直らなかった時の事を考え、天井はこのままにして工事方法を変えることになりました(天井を貼った後に雨漏りが直ってなかったらまた腐るので)。

とりあえず私自身で直せないところを大工さんにお願いして見積は140万円となりました。
見積書では132万円ですが、床の仕上げもお願いするので+8万円かかります。

キッチンの天井もコンロと近すぎていつか燃えるだろうとのことで作り直しとなります。
元々は別の場所にあったキッチンを移動させてきてるので防火処理もしてないようです。

キリがないのでこのあたりにしておきます。
問題点ばかり列挙しましたが、多頭飼育や保護活動に使用してもいいとおっしゃっていただけて家主さんには感謝しています。
場所を確保できなければ保護もできませんからね。

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